27日告示(8月3日投票)される愛知県知立市議選で、日本共産党は現職の中島まき子(67)、佐藤おさむ(63)、池田ふく子(65)の3氏と、勇退する高橋憲二議員の後を継ぐ新人の、きりむら数馬氏(66)の4候補が立候補を予定し、現有4議席の確保をめざします。
市議選は定数20(3減)に二十数人が立候補の動きを見せる激戦の様相です。
4候補は▽くらし・福祉第一の市政をめざす▽保育士を増員し保育体制を整え保育待機児をゼロにする▽特別養護老人ホームを建設し入所待機者をなくす▽高校卒業までの医療費無料▽75歳以上の市民税非課税世帯の医療費ゼロ―などを公約。「消費税増税で市民の暮らしも経済も大打撃。原発推進・再稼働、集団的自衛権行使容認で日本を『戦争する国』への転換など安倍政権の暴走は許せない。定数減のなか4議席獲得で安倍政権にノーの審判を下そう」と呼びかけています。
「住民が主人公」をつらぬく党議員団の実績は抜群です。この4年間の発言回数は2151回と断トツ。全発言の67%を占め、市民要求の実現の原動力です。
名鉄の路線バス廃止の代替として、議会でミニバスを提案したのは共産党です。自民党系会派は「空気をはこぶようなもの」と反対しましたが、市民とともに署名運動に取り組み実現。その後も改善・充実に取り組み、現在バス5台で年間24万人が利用しています。
小学4年生までの学童保育と35人学級。小中学校の全教室への扇風機設置、防災ラジオや家具転倒防止補助なども市民と力を合わせて実現。市民から「共産党のおかげ」と喜ばれています。
党の提案で、西三河唯一、法人市民税(資本金1億円以上)の超過課税を実施し、7年間で3億円以上の増収を実現しました。名鉄知立駅の高架化事業では、県と市の負担割合を見直させ、市負担を23億円も減額させました。
日本共産党は12日(土)午後7時から、佐々木憲昭衆院議員を迎え、中央公民館で演説会を開きます。
(2014.7.11)