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国民平和大行進 名古屋で核廃絶訴え2500人

 

 2014年原水爆禁止国民平和大行進(東京―広島コース)の名古屋市内集中行進と2014ピースアクションが8日、同市で行われ、2500人を超す人たちが市内14カ所から、中区の若宮広場まで行進しました。

 原水爆禁止愛知県協議会、県原水爆被災者の会(愛友会)、コープあいちなどでつくる共同連絡会の主催です。

 主催者あいさつした沢田昭二県原水協理事長は「来年は被ばく70年。核不拡散条約(NPT)再検討会議も開かれる。来年に向け核兵器廃絶の世論を高めよう」と呼びかけました。愛友会の堀三郎副理事長は「一昨年から新たに5人の被爆者が原爆症認定を求めて裁判をたたかっている。国の原爆症認定行政を改めさせるため支援を」と訴えました。

 全国、県内通し行進者28人を紹介。国際青年リレー行進に参加しているアーサー・タイマロングロjrさんらが核兵器廃絶への決意を語りました。

 参加者は、折り鶴を掲げて繁華街を行進しました。被ばく二世で日本共産党の、もとむら伸子参院選挙区予定候補や名古屋市議選予定候補も参加しました。

 平和行進に初めて参加した男子学生(19)は「核兵器や原発をなくすため、学園内外で署名をいっぱい集めたい」と語りました。