国民平和大行進(東京―広島コース)が愛知県入り(31日)するのを前に24日、名古屋市内で平和行進出発集会が開かれました。
原水爆禁止愛知県協議会やコープあいちなどでつくる、あいち平和行進共同連絡会の主催。県内通し行進者や各地の平和行進実行委員会から50人が参加しました。
県原水協の小田前恵子事務局長が「平和行進の意義と今年の特徴」について報告。小田前事務局長は「来年開かれる核不拡散条約(NPT)再検討会議にむけて『核兵器のない世界』の実現へ、草の根運動を広げるため、のべ1万人以上の参加を目標に平和行進を成功させよう」と訴えました。
県内通し行進者の西岡久男さん(愛知年金者組合副委員長)は「12人の組合員が通し行進に参加する。組合員がつくった10万羽の折り鶴を持って12日間歩く」と語りました。
津島・稲沢実行委員会は「募金を集め手作りおにぎりやスイカなど参加者全員の昼食を準備している。事前に沿道へビラを配布し募金や署名の協力を訴えている」と報告。清須実行委員会は「市の協力を得て、清州城天守閣から歓迎の和太鼓演奏、市キャラクターの『きよ丸』『うるるん』の出迎えなどユニークな歓迎集会を準備している」と話しました。
集会では、4月にニューヨークの国連で開かれたNPT再検討会議第3回準備委員会に日本原水協の要請団として参加した日本福祉大学の男子学生が要請行動の報告をしました