平和と民主主義、社会進歩のために生涯をささげた人たちを追悼、合葬する「愛知解放運動戦士第23回合葬追悼会」が11日、愛知県日進市の五色園でしめやかに行われました。
園内の「いしずえの碑」には、今年新たに34人が合葬され、遺族や関係者が献花。「碑」には、合葬者の全氏名(1440人分)を刻んだ銅板が納められました。
追悼会では、主催者を代表して渥美雅康「碑」維持管理委員会委員長が「21世紀に人権と民主主義が花開く社会実現めざした、先人の活動に学び、新たな前進につとめる」とあいさつしました。
追悼の言葉を述べた日本共産党愛知県委員会の岩中正巳委員長は「故人の尊い遺志を受け継ぎ、安倍政権の改憲など暴走を阻止し、来年のいっせい地方選では悲願の県会議席回復に全力を尽くします」と決意を述べました。
遺族を代表して故伊藤まさゑさんの夫・修さん、故遠藤泰生さんの妻・幸子さんがあいさつしました。
追悼会に先立ち、遺族でつくる「愛知いしずえ会」(片桐康子会長)が総会を開きました。