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”戦争への道ストップ” 名古屋市で解釈改憲反対デモ

 

「解釈改憲をやめよ」「集団的自衛権は戦争への道だ」―。名古屋市内の繁華街で24日夜、260人の怒りの声が響きわたりました。

 安保破棄愛知県実行委員会と愛知県平和委員会が開いた「集団的自衛権行使容認は認めない、海外で戦争できる国にするな!県民集会」の参加者が集会後におこなったデモ行進です。

 集会で安保破棄愛知県実行委員会の榑松(くれまつ)佐一代表委員(愛労連議長)は「安倍政権の暴走に対し多くの国民の反対の声があがっている。集団的自衛権行使には、大府市、岩倉市、扶桑町の議会で反対や慎重な対応を求める意見書が採択された。安倍政権の暴走を止め、憲法にもとづく日本をつくる運動を広げよう」と訴えました。

 自由法曹団愛知支部幹事長の長谷川一裕弁護士は、全国の弁護士会が集団的自衛権の行使容認に反対表明をしたと紹介し「世界に誇れる平和憲法。解釈変更によって歪めることは許されない」と強調しました。日本共産党のもとむら伸子参院選挙区予定候補が連帯のあいさつをしました。

 元気にデモ行進に参加していた西岡久男さん(80)は「戦争中は食べものもなく苦労した。戦争を体験したものとして、戦争に繋がる憲法解釈は絶対に認められない」と話し、「憲法9条を守ろう」と大きな声を上げ沿道の市民にアピールしました。