20日投開票された愛知県の愛西、北名古屋、清須の3市議選に日本共産党は7氏を立て6氏が当選しました。
愛西市議選
愛西市議選(定数20、4減、立候補25人)では、新人の河合かっぺい氏(47)が12位、現職の、まの和久氏(51)が17位、かとう敏彦氏(58)が20位でした、定数4減のなか大激戦を勝ち抜きました。党派別当選者は日本共産党3人、公明党2人、無所属15人です。
3氏の得票総数は3372票(得票率11・48%)で4人が立候補した前回を813票減らしましたが、一昨年総選挙の比例票(1957票)を1415票上回り、昨年の参院選の比例票(2490票)135%となりました。
結果判明後、支持者の歓喜に包まれた3氏は「選挙で掲げた中学校卒業までの医療費無料化、国民健康保険税1世帯1万円引き下げなど公約実現に全力をあげます」と述べました。
党尾張南地区の松崎省三委員長は「今回の選挙の教訓を生かし、来年のいっせい津地方選挙では蟹江町の党議席空白克服をはじめ全自治体で必ず勝ち抜きたい」と話しました。
北名古屋市議選
北名古屋市議選(定数21、3減、立候補28人)では日本共産党の渡辺まい子氏(41)=新=が3位、大原久直氏(69)=現=が12位で当選し、現有2議席を確保しました。
両氏の得票合計は2591票(得票率8・58%)で前回選挙を205票上回り、得票率を1・69%伸ばしました。議席占有率は8・33%から9・52%に前進させました。
両候補は選挙戦で中学校卒業までの医療費無料化、保育料・学校給食費引き下げ、特別養護老人ホーム増設などを公約し、市民の支持を広げました。
清須市議選
清須市議選(定数22、2減、立候補28人)は、日本共産党の加藤みつのり氏(50)=現=が10位で当選しましたが、かとう良一氏(65)=元=は26位で及びませんでした。
2氏の得票は1547票(得票率5・92%)。前回の得票から261票減らし、議席占有率は9・10%から4・54%へ後退しました。