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名古屋でウエーブ「処遇改善を」 安心の医療・介護へ行動

 

医師、看護師、介護職員の大幅増員や患者・利用者の立場に立った医療・介護の実現めざす「ドクター・ナース・介護ウエーブ」が5日、名古屋市中区で行われ、医師、看護師、介護職員ら約150人が参加しました。
愛知県医労連、愛知民医連、自治労連愛知県本部の3団体が主催。集会、パレード、署名活動をおこないました。
 
集会で参加者は、「衆院で審議入りした地域医療・介護総合確保推進法案は介護利用料の引き上げなどで『介護難民』の増大させるもの」「介護職場の労働環境は厳しい。働き続けられるよう介護労働者の処遇改善を」と訴えました。
 
繁華街をパレードした後、医師・看護師・介護職員の大幅増員、安全・安心の医療・介護の実現を求める署名に取り組み、1時間で600人を超える人から署名が寄せられました。
 
署名した女性(72)は「持病で毎月、病院に行っている。3日に病院に行ったら医療費が倍になっていた。自己負担が2割になるのは知っていたが実際に払うと高くなったと実感する。消費税増税は社会保障のためという言い分は全くのデタラメだとわかった」と話しました。