名古屋市緑区で3月30日、日本共産党の市田忠義副委員長を迎え、来年のいっせい地方選挙で党県議席の奪還、名古屋市議選勝利をめざす「春をよぶ緑区のつどい」が行われました。雨をつき区役所講堂に320人が集いました。主催は名古屋昭天緑地区委員会。
県議予定候補の満仲みゆき氏は「子ども2人を育て、高校卒業までの医療費無料化は大変助かった」と述べ、「県議席を勝ち取り、子ども医療費の無料化を拡充し、誰もが安心して子育てできる県政にしたい」と決意を表明しました。
さはしあこ市議は「みなさんと一緒に敬老パスを守ることができました。4月から消費税増税など市民の負担が増えます。悪政の防波堤として2期目もぜひ」と訴え、会場からは「がんばろう」の声が上がりました。
市田氏は安倍内閣の支持率は依然高いが、「消費税増税や集団的自衛権の行使容認など個々の課題を見れば国民のあいだでは反対が多数だ。安倍政権の暴走を恐れず国民的運動を広げ、選挙でも勝てる党をつくろう」と呼びかけました。
いっせい地方選に勝利するためにも、党と候補者の素晴らしさを広い国民に伝える先頭に立つ党員を増やさなければならないと強調し、「一度の人生をどう生きるか。傍観者ではなく、歴史の進歩に役立つ生き方をしよう」と入党の訴えをしました。
つどいの誘いを受ける中で入党した女性は「母子家庭への手当が年々減って、生活はぎりぎり。共産党は希望のたいまつ」と語りました。つどい翌日に入党申込書を持ってきた女性は「集団的自衛権は自分たちに関係ないと思われがち。わかるよう説明を続けていかないと。孫の代までも平和であってほしい」と入党への決意を語っていました。
「大声で一言叫びたい」のコーナーでは、4人が「安倍首相の暴挙に審判下そう」「子どもの未来を守るため共産党に夢託す」などと訴え、会場から「そうだ」の声や共感の拍手が起こりました。太鼓演奏や歌もありました。