愛知県一宮市で21日、日本共産党の市田忠義副委員長を迎え、来年の県議選勝利をめざす「春の講演とつどい」が開かれました。一宮尾北地区委員会の主催。
会場の一宮地場産業ファッションデザインセンターは満席。
市田さんの訴えに「そうだ」の掛け声や共感の拍手が沸き起こり「大きな党をつくり県議空白を克服しよう」の思いに包まれました。当日を含め４人が入党しました。
いたくら正文予定候補は、消費税増税反対、子ども医療無料化について触れ、「党議席がないと県民の声が県議会に届かない。何としても県議会に駆け上がる」と語りました。
一宮市議選の小関むねお、ひこさか和子、はしもと浩三の３人の予定候補が紹介されました。
市田さんは「一見強そうに見える安倍政権ですが、暴走の一つひとつを見れば深刻な矛盾にぶつかっている」と指摘。党躍進によって生まれた新しい変化も紹介し、「おもしろい、がんばりがいのある情勢。一回しかない人生です。応援席からグランドに降りて、一緒に歴史を前に進めましょう」と呼びかけました。
事前に寄せられた質問には党規約を読み上げるなど一つひとつ丁寧に答えました。
新しく、入党した党員が、「困っている時に親身に相談に乗ってくれたのが共産党。ブラック企業のない社会にしたい」「選挙カーのアナウンサーをしたら、共産党のイメージが『怖い』から『親切で温かい』に変わった。消費税増税をやめさせるために大きな党にしたい」と語りました。