名古屋市議会本会議が4日開かれ、日本共産党の、わしの恵子市議団長が代表質問にたちました。
わしの氏はリニア新幹線建設計画について、「事業の必要性や採算性、大規模災害の備えなど住民や自治体から多数の疑問が寄せられているのに、JR東海は何の方策も示さず、市の公聴会にも出席しない。このまま手放しで建設をすすめていいのか」とただしました。
河村たかし市長は「JR東海には厳しい意見は言った。公聴会には出てこないといかん」と答えました。
わしの氏は、70歳から74歳までの高齢者の医療費窓口負担が2倍に増える問題で、「市長は自らの公約や議会答弁で、独自の助成制度を創設すると表明してきた。今こそ実行に移すときだ」と迫りました。
河村市長は「なんとか応援できたらいいが名案が浮かばない」などと述べるにとどまりました。
わしの氏は臨時教員の待遇改善を要請。
答弁にたった下田一幸教育長は、高校・幼稚園の市費常勤講師(正規と同じ勤務の臨時教員)の社会保険について、「被保険者資格も継続する方向で調整している」と述べました。
わしの氏は、国民健康保険料一人1万円引き下げ、小中学校の30学級の拡大、原発ゼロへの具体的な行動―を河村市長に求めました。