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”安全・安心・雇用 運輸労働者訴え” 名古屋で自動車デモ

 

 「暮らしの安全は運輸から、暮らしの安定は消費税増税阻止」と2014年春闘勝利をめざす愛知自動車デモが23日、名古屋市内で行われました。

 建交労トラック部会やタクシー協議会など交通運輸産業分野の労働組合でつくる実行委員会が主催。

 出発集会で竹市文雄実行委員長は「安倍政権がもくろむ規制緩和拡大を許せば、低賃金と雇用破壊が広がる。交通運輸労働者の地位向上、安全と安心、雇用と環境を守るため奮闘しよう」と訴えました。

 県春闘共闘会議の渡辺泰議長(愛労連副議長)は「安倍政権は労働法制大改悪を許さず、全ての労働者が安心して働き続けられる社会をつくろう」と呼びかけました。日本共産党の、もとむら伸子参院愛知選挙区予定候補が激励のあいさつをしました。

 集会に参加したタクシー運転手(62)は「規制緩和でタクシーは飽和状。流しでは客がなかなか拾えない。駅で1時間以上待つことも多い。消費税増税に伴って会社が運賃値上げを検討している。運賃が上がったら、ますます客離れがおこる。歩合制だから給料は減るばかり」と話しました。

 集会後、約60台でデモ行進し、沿道の市民にアピールしました。