名古屋市議選に千種区(定数5)から立候補を表明した酒井ケンタロー(健太朗)予定候補(28)は、若さいっぱい連日区内を駆けまわっています。
3日朝は、地下鉄「今池」駅前で黒田二郎元市議、後援会の人たちと宣伝。
酒井予定候補は出勤する人たちに「私は先月まで運送会社で非正規社員として働いていました。若者の半数近くが非正規労働者です。年収200万前後で厳しい生活をしています。若者だけでなく、安倍政権による年金や生活保護基準の引き下げなどで多くの人が苦しんでいます。国の悪政の防波堤になるべき名古屋市政は防波堤になるどころか、国民健康保険料の引き上げなど市民負担を増やしています。市民が安心して暮らせる市政をめざします」との訴えに力がこもります。
駅前の100円ショップから朝食を買って出てきた男性(29)は「自分も派遣で働いている。給料が安いので毎日、100円ショップで食品を買っている。消費税が上がって108円ショップになったら困る。なんとか政治を変えてほしい」と語りました。
今から病院に行くという女性(72)は「年寄りも大変だけど、若い人も就職できないとか、就職できても長時間働かされて大変。支持者ではないが共産党はスジが通っている。将来ある若い人が議会に出るのはいいことだ」と話しました。
酒井予定候補は、党支部が開いた「酒井ケンタローを囲むつどい」に参加。南山大学在学時に資本論講座を受講するなかで党を知り、「社会を変えたい」と入党したことを語り、民生同盟名古屋東部地区委員長として震災ボランティアやブラック企業規制の運動にも取り組んできたことを紹介。
「まだ始めたばかりですが、区内を回ると『年金が下がって生活が大変』など、お年寄りら弱い立場の人たちから厳しい声が寄せられます。区民の声を届けるため何としても党の議席を回復したい」と語りました。