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消費税増税は断固中止!! 名古屋市内で5000人参加のデモ

 

「安倍政権の暴走にストップを」「消費税増税は断固阻止するぞ」―。2日、名古屋市内の繁華街で2日、5000人を超える怒りの声が響き渡りました。
 
「小○こまる消費税8%、怒りの大集会」の参加者が集会後に行った市内4コースに分かれてデモ行進。「消費税増税中止」「原発再稼働はやめよ」などと書いた横断幕やプラカードを掲げた参加者の思いは―。

主催は愛知県商工団体連合会(愛商連)や愛知県労働組合総連合(愛労連)などでつくる実行委員会。
 
革新・愛知の会の大島良満・常任代表世話人は「安倍政権は庶民から取り上げた消費税で、減税など大企業へ『おもてなし』をしている。『おもてなし』の相手が間違っている」と怒ります。

 食料品店を営む男性(65)は「消費税増税になっても商品の値上げは出来ない。値上げすれば客離れで、ますます経営が大変になる。かぶるしかない。諦めずに増税中止を求めていく」。

自動車関連企業で働く男性(52)は「政府は消費者物価の2%上昇を目標にしている。消費税が3%増なら5%の負担増。春闘で5%以上の賃上げがないと生活は苦しくなるばかり。大幅賃上げを勝ち取りたい」と語りました。
 
子ども連れで参加した竹内佑香さん(42)は「子どもの成長にともなって教育費など出費が増える。一方で国保料など負担が増えるばかり。来年の地方選や次の国政選挙で安倍自公政権に『倍返し』で審判を下したい」と話しました。
 
ドラムをたたきながら行進する人たちに手を振っていたブラジル出身の日系三世のイトウ・マルネーラさん(29)は「リオのカーニバルパレードみたい。日本に来て5年働いている。ショウヒゼイ上がると困る。おばちゃんの生まれた国に長く住みたいけれど、上がるとお金が減って大変。ブラジルに帰るかも」と不安そうに話しました。