日本共産党愛知県委員会は29日、名古屋市役所で記者会見し、2015年の、いっせい地方選挙での名古屋市議予定候補(第3次)の新人2氏を発表しました。
記者会見で千種区(定数5)の酒井健太朗氏(28)は「区内を回ると『年金が減って生活が苦しい。子どもの教育費が大変』など高齢者や子育てママからの悲痛な声が多く寄せられます。青年の半数がアルバイトや派遣社員など非正規労働者です。私も非正規社員として働いていましたが、生活は大変に厳しかったです。国の悪政から市民を守り、安心して暮らせる市政をめざします」と決意を語りました。
昭和区(定数4)の柴田民雄氏(48)は「昨年の市長選に立候補し、お年寄りなど弱い立場の人や中小零細企業を応援するする様々な公約を掲げました。今度は市議会を通して、国民健康保険料や介護保険料引き下げなど市長選の公約を実現したいとの思いで市議選に立候補します。私は学童保育やアマチュア劇団の運営に長らくかかわってきました。この経験を生かし名古屋市の子育て支援や文化施策の発展、充実をすすめたい」と語りました。
林信敏副委員長は「千種、昭和の両区で前回失った議席を回復し、過去最高の10議席(現有5議席)以上の獲得をめざす」と語り、未定の3選挙区(中区、東区、瑞穂区)も擁立すると述べました。党市議団の山口清明政審委員長が同席しました。