愛知介護の会(介護の充実を求める愛知連絡会)は14日、名古屋市中区の繁華街で介護保険制度の改悪中止を求める国会請願署名にとりくみました。
中村亘代表世話人がマイクを持ち「安倍政権は介護を必要としている多くの高齢者を介護サービスからはずし、一定以上の収入がある人の利用料を引き上げる改悪法案を国会に提出する方針です。『保険あって介護なし』に加え、利用者や家族の負担をいっそう増やすのは言語道断です。世論の力で何としても阻止しましょう」と訴えました。
赤星俊一代表世話人は「署名は政治を動かす大きな力になります。みんなが安心して老後を暮らせる社会にするために、ごいっしょに声をあげましょう」と呼びかけました。
訴えを聞いた通行人が次々に足を止め、「義理の母が去年亡くなるまで介護をしていたので、皆さんの訴えはよくわかります。制度を悪くするのは本当にひどいですよね」「秘密保護法や消費税増税など、安倍首相は国民をバカにするにもほどがある」などと話しながら署名しました。
署名した元介護ヘルパーの女性は「在職しているときからこの制度は負担が重過ぎると疑問を持っていました。政治が悪すぎます」と述べ、参加者を激励しました。