愛知県春日井市の日本共産党は13日、成人式会場の春日井市総合体育館前で、新成人たちと対話を繰り広げました。
柳沢けさみ県議予定候補と党市議団、後援会が原発再稼働などの賛否を問う「シール投票」を新成人に呼びかけました。
結果は、原発再稼働は「反対」119、「賛成」20、「分からない」1。秘密保護法は「反対」44、「賛成」1。4月からの消費税増税については「反対」46、「賛成」25、「分からない」3でした。
原発再稼働の「反対」にシールを貼った、晴れ着姿の女性3人連れは、「あんな危険なもの絶対ダメ。考えられない」「これ、賛成したらヤバイよね」と大盛り上がり。消費税増税についても「お金がない私たちから、これ以上取らないでほしい」とそろって「反対」を投じました。
友人といっしょに記念撮影をしていた社会人の男性は、「景気がよくなったという実感は全然ない。消費税増税は景気を悪くさせるだけで、個人的にも困る。社会保障の財源は他のところでつくるべきだ」と述べました。
友人と待ち合わせ中の女性は「秘密保護法の強行採決はよくないと思う。安倍さんは怖い」。
スーツ姿の男子大学生は「国民のために国があるのに、国が勝手に秘密をつくるのはおかしい。国会できちんと話し合うことなく強行採決したこと自体おかしい」と語りました。
母親といっしょに会場を訪れた女子大学生は「大学のゼミでブラック企業問題を調べている。労働基準法は最低限の権利しか保障していないので、法律を守っているだけじゃダメ。ブラック企業をなくすために法律をもっと厳しくすべきだと思う」と話しました。
柳沢予定候補は新成人たちに「みなさんの願いをしっかり受け止め、悪政と正面から対決しながら、誰もが安心して働き、暮らすことのできる社会をつくるためにがんばります。いっしょに力をあわせて日本を改革しましょう」と呼びかけました。
新日本婦人の会春日井支部も、核兵器廃絶や秘密保護法廃止の署名などに取り組みました。