名古屋市西区で原発ゼロを訴えるパレードが11日取り組まれました。地元有志でつくる「さよなら原発inにしくアクション実行委員会」が呼びかけたもので、約50人が西区役所近辺約2.2キロメートルを行進しました。
参加者は出発集会で「原発情報を秘密にさせてはならない。原発も秘密保護法も廃棄させよう」「自然エネルギーへの転換が急務だ」などと訴えました。
日本共産党の、わしの恵子市議と、後継の青木ともこ市議予定候補も参加。青木予定候補は「安倍首相は国民世論を真っ向から無視して、原発推進に大きくかじをとろうとしています。あきらめず、草の根から声をあげ続け、政府を追い詰めましょう」と述べました。
参加者は「死の灰をつくるな」「子どもを守れ」などと書かれたプラカードやうちわを手にもち、通行人に「一歩でも二歩でもいっしょに歩きましょう」と参加を呼びかけました。
毎回参加している女性(75)は「秘密保護法の強行や消費税増税など安倍首相は腹が立つことばかり。行動に踏み出せなくても、今の政治に納得がいかない人はたくさんいるはず。パレードを通じて一歩を踏み出す人を増やしたい」と話します。
パレードは毎月第2土曜日に行われ、次回は2月8日の予定。