日本共産党愛知県委員会は18日、2015年の県議選で、一宮市区(定数5)から、いたくら正文氏(55)=新、元一宮市議=を擁立すると発表しました。
いたくら氏は、3期にわたる日本共産党議席空白のもと、市町村に対する国民健康保険の県単独補助金が毎年大幅に削減されている問題に触れ、「保険料滞納による差押えが相次いでいるのに、これをただす議員は一人もいないのは本当に残念です。今議会に提出された、保育・学童保育の充実を求める請願書には、32万人もの県民が賛同したのに紹介議員が一人もおらず陳情扱いとなりました。
県民不在のオール与党議会から、暮らし・福祉を優先する議会に転換するために、何としても議席を勝ちとります」と決意を述べました。
柏木啓韶(ひろあき)党県書記長は「引き続き候補者の擁立をすすめ、党の総力をあげて複数以上の議席を確保したい」と述べました。
党県議候補は、すでに発表している、すやま初美(名古屋市北区)、柳沢けさみ(春日井市区)両氏とあわせ、これで3人目です。