日本共産党愛知県委員会は18日、名古屋市役所で記者会見し、2015年の名古屋市議候補(第2次分)現職4氏を発表しました。すでに発表している7人を含め、候補者はこれで11人になります。
北区(定数6)で2期目に挑戦する岡田ゆき子氏(48)は「医療・介護の現場で働いてきた経験を活かし、住民福祉の充実をめざして全力を尽くしてきました。自公政権がすすめる社会保障の削減から、市民のいのちと暮らしを守るために、何としても再選を勝ち取ります」と決意を述べました。
党市議団幹事長の田口かずと氏(55)は、天白区(定数5)で6期目をめざします。「市民の声をまっすぐ議会に届けるため引き続きがんばります。『減税日本』議員の政務活動費の不正使用や、嘱託職員の不正採用にかかわる自民党議員の『口利き』問題で、議会に対し市民の不信感が広がっています。政務調査費の全面公開をはじめ、議会改革に全力をあげます」と述べました。
緑区の、さはしあこ氏(46)は2期目の挑戦です。さはし氏は、「河村市政のもとで公的福祉の解体がすすむなか、11月議会では消費税引き上げにともなう地下鉄や水道の料金値上げが日本共産党を除く多数で強行可決されました。悪政と正面から対決し、市民要求実現に奮闘するのは日本共産党だけです。市民の宝の議席を必ず守り抜きます」と語りました。
党市議団政審委員長の山口きよあき氏(52)は、港区(定数5)で4期目をめざします。「福祉・医療・保育や敬老パスの存続・充実をめざすとともに、地震や津波などの災害から市民を守るために全力をあげます。党市議団の繰り返しの要請で実現した平和首長会議への加盟を踏まえ、平和な商業港としての名古屋港づくりもすすめたい」と述べました。
林信敏県副委員長は「現有5議席から、過去最高の10議席以上の獲得をめざします」と語り、未定の5選挙区も擁立すると述べました。
今期で引退する、わしの恵子市議団長が同席しました。
【北区】(定数6)岡田ゆき子(48)現
信州大学医療技術短期大学部卒。北医療生協勤務を経て、現在1期目、総務環境委員。
【天白区】(定数5)田口かずと(55)現
名古屋大学文学部卒。党市議団事務局員を経て現在5期目、党市議団幹事長。党県委員。
【緑区】(定数7)
さはしあこ(46)現
名城大学商学部卒。イギリスに語学留学。民間会社勤務を経て、現在1期目、財務福祉委員。
【港区】(定数5)
山口きよあき(52)現
日本福祉大学社会福祉学部卒。みなと医療生協勤務を経て、現在3期目、党市議団政審委員長。党県委員。