消費税の導入が国会で強行されて25年目となる24日、愛知県の消費税をやめさせる連絡会、消費税をなくす会は共同して、名古屋市中区の繁華街で署名宣伝をおこないました。
サンタクロース衣装や消費税増税反対と書いた法被(はっぴ)に身を包んだ20人が、風船やティッシュを配り、消費税増税中止を求める署名の協力を呼びかけました。
1時間の行動で147人から署名が寄せられました。
愛知県商工団体連合会の服部守延副会長、愛知県労働組合総連合の関久一事務局次長、日本共産党の本村伸子県常任委員らが次々とマイクを持ちリレートーク。
服部氏は「年金や生活保護の引き下げ、社会保障切り捨てをすすめるなか、増税すれば国民生活は困窮する。増税中止の声を広げ、来年4月からの増税をストップさせよう」と訴えました。
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署名した中村区の女性(63)は「孫のクルスマスプレゼントを買いにきた。毎年年金が減らされ大変。生活を切り詰めて孫へプレゼントを贈っている。増税されたら孫へ贈り物をあげられなくなる」と話しました。
若いカップルの女性(25)は「私は派遣の仕事。彼は正社員だけど給料が安く生活が大変といっている。結婚も考えているが、増税になったら結婚しても生活ができるのか心配」と話し署名をしました。
2人連れの女子高校生は「今でもお小遣いが少なく好きな買い物ができない。お父さんの給料も上がらず、何年もお小遣い額は同じで上げてもらえない。増税になったら悲惨」と2人とも署名しました。