日本共産党名古屋市議団（わしの恵子団長）は９日、ホームレスなどに対する年末年始の援護対策の充実を求め、河村たかし市長に申し入れました。
申し入れ内容は▽援護が必要な全ての人が安心して年末年始を過ごせるよう援護対策の広報に努める▽安定した就労につなげる相談・支援体制の工夫▽健康診断による利用者の健康状態の掌握▽ネットカフェ難民など若者の実態を掌握し、市施策の若者ジョブサポートセンターと連携した就労など援護対策―を求めました。
山口清明市議らは「市内のホームレスは微減だが若者が増えている。深夜営条の店に寝泊まりするネットカフェ難民も若者を中心に増加している。お金がなくなるとネットカフェも利用出来ずホームレスになる。ネットカフェ難民対策も早急に講ずる必要がある」と訴えました。
市の担当者は「若者への広報のためＳＮＳ（ツイッターやフェイスブックなどインターネットのソーシャル・ネットワーキング・サービス）の活用を準備している」と答えました。