名古屋市熱田区で3日夜、みなと医療生活協同組合・九条の会の呼びかけた秘密保護法の廃案をめざす集会とパレードが行われました。病院の医師、看護師、組合員ら約100人が参加しました。
集会で、あいさつに立った同九条の会代表の江間幸雄医師は、自民党の石破幹事長の暴言を厳しく批判し、「戦前のように国民を監視し、表現の自由を奪う社会にしてはならない。法案反対の声を広げよう」と訴えました。
集会後、参加者は「国民の目・耳・口をふさぐな」「国民の知る権利を奪うな」などと書いた手製のプラカードやキャンドルを掲げ、区内をアピールして歩きました。
参加した男性(58)は「反対の声を上げようと仕事を早めに切り上げ駆けつけてきた。法案が成立すれば、今日のような市民のデモも監視や弾圧されかねない。何としても阻止したい」と話しました。
同医療生協に勤めていた日本共産党の山口清明市議が参加しました。