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黙ってはいられない、名古屋で1000人を超える集会・デモ行進

 

 名古屋市の繁華街で「秘密保護法案を許さないぞ」の声が響きました。30日午後、憲法と平和を守る愛知の会が呼びかけに、1000人を超える市民が第2号栄公園をあふれて集まりデモ行進しました。
 
 主催者あいさつに立った愛知宗教者平和の会代表世話人の石川勇吉氏は「国家安全保障会議(日本版NSC)設置法が通され、戦争への準備が進んでいる。デモで直接市民に訴えよう」と呼びかけました。
 
 共産党の井上哲士参院議員がメッセージを寄せ、わしの恵子党市議団長が読み上げました。アメリカとの密約を虚偽答弁で守る自民党政権を批判し追い詰めていることを紹介、「広範な国民と団結し廃案へ共にがんばりましょう」と訴えました。
 
 2人の息子を連れた30代の夫婦は「原発情報の隠ぺいが心配。『知らせることはこっちで決める』ようになる」「息子が戦争に取られるかもしれない。黙っていられない」と口々に語りました。
 
 デモでは大きく「怒」と書いたのぼりやメッセージカードを貼った横幕などが注目を浴びていました。