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尾張中部地区委員会が駅頭で『ブラック』調査

 

 日本共産党尾張中部地区委員会は26日午後10時から27日未明にかけ、愛知県春日井市のJR高蔵寺(こうぞうじ)駅前で、仕事帰りの人たちを対象に、ブラック企業実態調査に取り組みました。
 
 柳沢けさみ愛知県議予定候補、本村伸子県常任委員が地元の党支部の人たちと、党の「ブラック企業規制法案」を載せたビラを配布しながら、「ブラック度チェックアンケート」を使って実態を聞きました。
 
 午後11時近くに電車を降りてきた男性は「今日は早いほう。午前0時49時着の終電の時もよくある」と話しました。
 
 自宅へ向かうバスを待っていた男性は「残業で、11時を過ぎると駅から自宅までタクシーで帰る。残業手当はタクシー料金で残業手当は飛んでしまう」と言いました。
 
 スーパーでのアルバイト帰りの高校1年の女子生徒は「今はアルバイト募集条件と同じアルバイト代金や休みは取れていますが、今後なにか問題があった時のため相談窓口を教えて下さい」と質問。柳沢さんが「アルバイトも有休が取れます」などと労働基準法を説明し、党がおこなっている無料法律相談の連絡先を伝えました。
 
 参加者は「ブラック企業という言葉は高校生も含め大半の人が知っていた。しかし自分の働く状況が違法かどうかを知らない人が多い。違法な働きかたを止めさせるため、さらに宣伝などを強めたい」と語りました。