国会での秘密保護法案をめぐるせめぎあいがヤマ場を迎えるなか、愛知県内の日本共産党は25日、地方議員、予定候補者、支部の人たちが秘密保護法案反対の宣伝行動を繰り広げました。
名古屋市守山区の名鉄・瓢箪山(ひょうたんやま)駅前で、くれまつ順子市議予定候補が守中支部、苗代支部の人たちと宣伝しました。
くれまつ予定候補が「公務員だけでなく一般市民も監視や処罰の対象になります」と訴えると、党員が配布している「しんぶん赤旗」号外を受け取った男性が「戦前みたいな監視社会はいやだな。やめてほしい」と話しました。電車待ちしていた公務員の男性は「自分が知らない間に家族などの身元や思想など思想を調べられるのは怖いです」と語りました。
名古屋市中区の金山総合駅前では、わしの恵子市議、江上ひろゆき市議予定候補、本村伸子県常任委員が県勤務員と宣伝。勤務員が反対署名の協力を呼びかけると通勤途中の女性が「報道で内容を知ったが、ひどい法律ですね。ぜひ廃案にしてほしい」と署名しました。「世の中をよくするため、共産党がんばれ」と声をかけていく人もいました。