「すべての労働者の賃金を引き上げ、地域経済を元気にさせよ」と、愛知県内各地の労働者400人が1日夜、名古屋市中区の栄広場で秋季・年末闘争を攻撃的にたたかう決意を固め合いました。
愛労連(愛知労働組合総連合)、愛知公務共闘(愛知公務・公共業務労働組合共闘会議)、自治労連県本部が主催したものです。
開会あいさつで榑松佐一愛労連議長は「消費税を上げるな、給料を上げろとの私たちの訴えは、大きな共感を呼んでいる。公務員の賃下げや、大企業のための法人税減税を許してはならない。下請け短歌の引き上げも実現できるよう、運動を大きく広げよう」と述べました。
自治労連県本部の林達也書記長が報告と行動提起を行い、公務員の労働基本権の全面回復、消費税増税・社会保障制度改悪阻止などに向け、学習会や宣伝・対話を旺盛に繰り広げることを呼びかけました。
愛知国公(県国家公務員関連労働組合)の空直樹議長は「人事院勧告にもとづかない国家公務員の賃金削減は憲法違反であり、断じて認められない」と述べ、公務員賃下げ違憲訴訟に勝利する決意を述べました。
全国福祉保育労働組合東海地方本部の服部公一書記長は「安部政権の社会保障制度改悪を阻止するために、共同を大きく広げたい」と語りました。
参加者は、職場を基礎にたたかいを繰り広げる集会決議を採択。
集会終了後、「憲法を職場と暮らしに生かそう」「秘密保護法反対」などと訴えながらデモ行進しました。