愛知県新城(しんしろ)市で20日、井上哲士参院議員を迎えて市議選(11月3日告示、10日投票)勝利をめざす党演説会が開かれました。用意したイスが足りなくなるほどの参加者であふれ、4年前に失った党議席回復をめざす熱気に包まれました。
議席獲得をめざす新人の浅尾洋平氏(36)は新城市民病院の看護師でした。「いのちが輝き安心して暮らせる市政にするため、市民病院の救急外来拡充と産科復活、18歳までの子どもの医療費無料化、国民健康保険税1万円引き下げに全力をあげます」と決意を語りました。
井上議員は安倍政権の悪政と対決する党議員団の役割を語り、「党議席獲得で安倍政権悪政に倍返しを」と訴えました。
参加した男性(25)は「過疎化で青年が減り、消防団員が定員不足になり災害時が心配。祭りの神輿(みこし)の担ぎ手もいない。青年が住み続けられるよう、防災や観光、地元の仕事おこしの政策を掲げる浅尾予定候補に期待します」と語りました。
新城市民病院に入院中に看護師だった浅尾予定候補に世話になったという女性(72)は「夜中に体調を崩しても市民病院で対応してもらえない。救急車で豊川市や豊橋市の病院に搬送される。ぜひ市民病院の救急外来を拡充してほしい」と話しました。