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愛知県弁護士会が秘密保護法案提出阻止のデモ行進

 

愛知県弁護士会(安井信久会長)は16日夜、名古屋市中区の繁華街で、安倍自公政権による「秘密保護法」案の国会提出の阻止を訴える緊急デモ行進を行ない、250人が参加しました。同弁護士会は9月17日に法案を提出しないよう求める会長声明を出しています。
 
デモ行進に先立って開かれた集会(同区若宮大通公園)で、同弁護士会秘密保全法制対策本部副本部長の中谷雄二弁護士は「国民主権、基本的人権の尊重、平和主義という憲法の3大原則を破壊する極めて危険な法案であり、断じて国会提出を許してはなりません」と訴えました。
 
世代を超えた弁護士や市民がリレートークし、「原発事故に関する情報をはじめ、政府が公開を望まない情報はすべて隠される恐れがあります」「表現の自由、国民の知る権利は戦争の反省の上にたってつくられたものです。戦前に逆戻りさせないために、世論と運動を大きく広げよう」と訴えました。
 
参加者は「自由な社会を守ろう」などと唱和しながらデモ行進し、沿道の市民の注目を集めました。