日本共産党名古屋北西地区委員会は17日未明、深夜まで働く人が多く利用する名古屋市中区のバスターミナル前で、党国会議員団が提出した「ブラック企業規制法案」の宣伝を行いました。
すやま初美愛知県議予定候補(34)らが、ブラック企業アンケートと「しんぶん赤旗」を配布し、「ブラック企業をなくしましょう」と訴えました。
深夜の市内バスは午前0時45分、午前1時半発車の2本。仕事帰りの人たちが疲れた様子で次々とバス停前に集まってきます。
先頭でバスを待っていた女性に『赤旗』を手渡すと、「実家で母が『赤旗』を購読しています」という返事。「アンケートは書いて返信します」と快く応じてくれました。
その場でアンケートに答えた契約社員の女性は「朝7時から深夜1時までのシフト制で、毎月20時間以上の残業があるのに残業代が払われない」と実態を話しました。
午前1時過ぎに来た30代の男性は、「午後10時まで残業していて、仕事後に飲んだので終電に乗り遅れた」と述べ「参院選では共産党に入れた。自民も民主もダメ、ブレずにしっかりやっているのが共産党だから」と語りました。
すやま予定候補は「私もデザイン会社で働いていた時は夜遅くまで働かされていました。『自己責任』の名の下に異常な働かされ方をしている若者ともっと対話をし、党の政策を訴えていくことが大切だと実感しました」と語っています。