日本共産党の市田忠義書記局長を迎えた「市田さんと語りあうつどい」(尾張中部地区委員会、春日井市委員会主催)が12日、愛知県春日井市で開かれました。会場の総合福祉センター大ホールは共感の拍手や笑いが絶えず、「強く大きな党をつくって県議会の議席空白を克服し、本格的な躍進の流れをつくろう」との熱い思いでいっぱいになりました。柳沢けさみ県議候補が2015年の県議選勝利への決意を述べました。
市田さんは安倍政権の暴走に正面から対決し、対案を示して共同する党の姿と役割を説明。「国民の党への新たな関心、注目が大きく広がっています。参院選躍進を力に、強く大きな党をつくって躍進の?好循環?をつくり、民主連合政府樹立への展望を切り開きましょう」と呼びかけました。
市田氏は、「応援するだけではだめ?」「党に入ったら何をするの?」などの質問に一つひとつ丁寧に回答。その上で「歴史の歯車を一歩でも二歩でも前に進めることほど楽しく、生きがいのある人生はありません。一人ひとり弱点や悩みがあっても、お互いに励まし合うことで、社会を変える大きな力になります。応援席からグランドに降りて、是非一緒に綱を引っ張ってください」と訴えました。
柳沢候補は、この間相次ぎ発覚している県議の政務調査費不正使用問題に触れ、「税金の私物化を許さず、県民に開かれた議会に改革し、大企業優先の県政をただすことができるのは、企業献金を一円も受け取らない日本共産党だけです。大きな党をつくり、何としても議会に駆け上がります」と語りました。
第二部では、「若い世代は世の中に関心を持っています。がんばって仲間を増やして大きな支部をつくりたい」(大学3年生の女性党員)など、この1年間で入党した3人が「入ってよかった」思い語り会場を沸かせました。
参加者からは、「武力に頼らない北東アジアをめざす市田さんの話に共感した」「党名を変えない理由がよくわかった。入党する決断がついた」などの感想が寄せられ、当日2人を含む15人が入党しました。