脱原発の思いをともにして名古屋市の中心地に集った160人の市民らは28日、「原発いらない」「子どもを守ろう!」「飛び入り歓迎!」と、にぎやかな太鼓の音とともにコールを響かせながら、繁華街を1時間かけて練り歩きました。
主催は「月イチNAGOYA脱原発デモ」で、「政府は再稼動に前のめりだが、街頭に出向いて抗議の輪を広げよう」と4月に続く5回目の開催です。
参加者らは独自に製作したプラカードや横断幕、大うちわを沿道に波うつようにあふれさせます。参加者に声援を送り、携帯カメラを向ける若者らの姿も目立ちました。
大阪から名古屋への旅行中に参加したという古川ゆいさん(29)は、「関電本店前の抗議にも都合が合う日には参加していて、今日のデモも事前に知っていたので一緒に歩きました。過酷事故を軽く見ている安倍政権は気味が悪いし、『自民が圧勝』と報じられて浮かれているみたいですけど、共産が増えたことは心強く思います。政権の暴走を止めてほしい」と話しました。(7月30日)