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原水爆禁止世界大会 愛知代表団が結団式

 
 8月3日から広島、長崎で開かれる原水爆禁止2013年世界大会に参加する愛知県代表団の結団式とつどいが26日、名古屋市熱田区の労働会館東館ホールで開かれ90人が参加しました。

 愛知県からの大会参加者は同日までに212人となり、実行委員会では「もっと増やそう」と奮闘中です。

 大村義則・愛知県原水協代表委員が4月にスイスのジュネーブで開かれた核不拡散条約(NPT)再検討第2回準備委員会への要請行動を含め核兵器廃絶をめぐる到達点と今度の課題について報告。日本原水協代表委員の沢田昭二・愛知県原水協理事長が「核兵器の非人道性の普及で核兵器禁止条約の交渉開始を」と題して講演しました。沢田氏は今年の世界大会について「被ばく70周年にあたる2015年に国連で開かれるNPT再検討会議にむけ、核兵器廃絶の流れを大きく、力強いものにしていく重要や大会。大会参加者を先頭に、核廃絶の運動を広げよう」と訴えました。

 活動交流で日本福祉大学原水爆禁止実行委員会の女子学生は「海の日の15日、大会に参加予定の学生ら20人が参加し、内海海水浴場で『核兵器の禁止を求めるアピール』署名に取りみました。1時間で200人を超える署名が集まりました。この署名をもって長崎に行きます」と報告しました。

 県平和委員会・青年学生部の青年は「青年・学生の長崎バスツアーには30以上が参加します。8月25日には世界大会の報告会、名古屋市内の戦跡巡り計画しています」と語りました。

 高校生平和ゼミナールの女子高校生は「長崎の大会に参加し、しっかり平和について学んできます。報告集の作成も準備しています」と述べました。(7月28日)