民青同盟愛知県委員会は22、23の両日、「大学でなにを学ぶか」をテーマに新入生歓迎学習合宿を東海市で開きました。
日本共産党愛知県委員会の柏木啓韶(ひろあき)書記長が「社会は変わるし、変えられる」と題して講演しました。柏木氏は、安倍政権がすすめる経済政策(アベノミクス)などを報告し、「社会は変わるし、変えられる。歴史に学び、歴史に働きかけよう」と強調しました。
民青同盟愛知県員会の古川大暁(ひろあき)県常任委員が「民青同盟とは何か」をテーマに民青同盟の歴史や運動を紹介しました。
討論では、就職活動をしている4年生が「安倍首相の言う『世界一ビジネスがしやすい国をめざす』の言葉の裏に、労働者が都合よく使われることが隠されていることが分かった。私たちが声を上げることが大切だと思った」と感想を述べました。下級生は「ニースなどを見てアベノミクスは有効な景気回復策だと思っていた。講演を聞いて、大企業や資産家、権力者だけが得するだけだと知った。国民が苦しむ、こんな政策を止めさせるべきだ」と語りました。
参加した新入生からは「今まで政治について無知で興味もなかった。合宿に参加して政治や日本共産党について学びたい気持ちが沸き出てきた」「大学授業料無償化を世界各国で実施しているのを初めて知った。お金の心配なく誰もが大学教育を受けられる制度になるよう声をあげたい」などの意見が寄せられました。(6月27日)