日本共産党愛知県女性後援会は28日、名古屋市中区の繁華街で日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)の「慰安婦制度は必要」との一連の暴言に抗議する街頭宣伝をおこない約20人が参加しました。
もとむら伸子参院愛知選挙区予定候補らが次々にマイクを持ち、「橋下氏は暴言を撤回し、公職をやめよ」と訴えました。
代表世話人の原山恵子弁護士は「橋下氏の発言は同じ弁護士として怒りを覚えます。公職者としても、弁護士としても、その資格はありません」と強調しました。
もとむら予定候補は、「橋下氏と同様に安倍晋三首相も歴史の事実を歪曲する発言を繰り返しています。自民、維新、みんなの各党は侵略戦争を反省せず、改憲しようとしています」と厳しく批判し「戦前・戦後、アジア諸国との友好を推進し、憲法を守ってきた日本共産党を前進させて下さい」と訴えました。
買い物帰りの女性(23)は「橋下市長の発言がマスコミで報道されから従軍慰安婦のことを知りました。私と同じ年頃の人たちがセックス奴隷になったなんて酷いと思います。少し維新の会に期待していましたが失望しました」と話しました。(5月31日)