愛知県内の各大学の民青同盟は新入生の履修相談会や社会問題の講演会、鍋パーティーなどをおこなっています。
民青同盟日本福祉大学班は9日、全国革新懇代表世話人の三上満さんを招いて講演会「学生生活を実り豊かにするために」を美浜町で開きました。
三上さんは自分の学生時代や中学校教員、看護大学校校長の時の失敗や悩みの体験、東日本大震災の被災地や福島原発事故の避難地を訪れた状況を語り「お互いにつながりを持ち、仲間を持ち、互いに助け合って学ぶことにより、誰もが成長できる」と強調しました。
参加した新入生らから「大学で学ぶ意義がよくわかった」「学生時代に社会運動を含め多くのことに挑戦したい」といった感想が寄せられました。
講演会後に、上級生や同級生の民青同盟員が、同大学班の取り組みや民青同盟の魅力を話し、加盟を訴えました。「被災地の復興が遅れているのを知った。一緒に復興の手伝いをしたい」、「仲間と学んで社会に役立つように成長したい」と加盟しました。
同班は次回の新入生歓迎企画として、30日に貧困問題に取り組んでいる弁護士を講師に「生活保護について」をテーマに講演会を計画しています。
民青同盟愛知県委員会は18日、名古屋市千種区の名古屋学生青年センターで紙野健二・名古屋大学大学院教授を講師に講演会「大学で、どう学ぶか」を開きます。問い合わせは同県委員会052(763)5441(5月12日)