愛知県中央メーデーが1日、名古屋市中区の白川公園で開かれ3500人が参加しました。地域メーデーは豊橋、安城、瀬戸、春日井、江南、一宮の6市内で開催され、県全体の参加者は5000人にのぼりました。
県中央メーデーで、実行委員長の榑松(くれまつ)佐一愛労連議長は「日本にいま最も必要なのは労働者の賃金の引き上げです。労働法制改悪を許さず、国民の諸要求を実現するためにすべての労働者、国民と団結してがんばろう」と呼びかけました。
連帯あいさつで、本秀紀・愛知憲法会議事務局長は「憲法改悪反対の国民世論を大きく広げよう」と提起。
日本共産党の岩中正巳愛知県委員会委員長は、佐々木憲昭衆院議員、もとむら伸子参院選挙区予定候補とともに檀上にたち、「安倍自公政権の反動的企てを国民的共同でストップさせ、参院選で厳しい審判を下そう」と訴えました。井上さとし参院議員のメッセージが紹介されました。
平山良平・社会民主党愛知県連合副代表、保田泉・新社会党愛知県本部書記長もあいさつしました。
初参加の山本俊介さん(24)=商社勤務=は「一人暮らしがしたいが、今の賃金では無理。先輩組合員に見習って、自分も組合活動をがんばって、大幅ベースアップを勝ち取りたい」と話しました。(5月2日)