安倍政権が28日に天皇を出席させて行なう予定の、「主権回復の日」式典に反対する愛知県民集会（安保破棄県実行委員会、県平和委員会共催）が25日夕、名古屋市中区で開かれ、200人が参加しました。
主催者あいさつで吉良多喜夫愛労連事務局長は「日本が沖縄・奄美・小笠原・千島列島を放棄し、アメリカ従属体制がつくられた日にほかならず、到底祝福できない。真の主権回復をめざし、沖縄のたたかいと連帯して運動を広げよう」と提起。沖縄出身の新城正男「命どぅ宝」あいち事務局長は「沖縄は本土復帰後も米占領時代とまったく変わっていない。日本国民すべてにとっても屈辱の日だ。絶対に認められない」と訴えました。
政党代表からは、もとむら伸子（日本共産党参院選挙区予定候補）、平山良平（社民党県連合副代表）、保田泉（新社会党県本部書記長）の各氏が連帯のあいさつをしました。
高橋信・安保破棄県代表委員は「96条改悪を阻止し、平和憲法を守り抜くために粘り強く運動をすすめよう」と呼びかけました。
参加者は、式典中止と米海兵隊オスプレイ配備反対、米軍普天間基地即時無条件撤去、日米安保条約廃棄を求める決議文を採択。繁華街をデモ行進し、通行人の注目を集めました。（4月27日）