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愛知選挙区 もとむら伸子予定候補

原発ゼロとの結びつき

 
 参院選で比例5議席と、みずからの当選を何としてもと、もとむら伸子参院選挙区予定候補(45)は、連日愛知県内を駆け回っています。

 「原発いらない、子どもを守ろう!」。毎週金曜、名古屋市の関西電力東海支社前で行われている抗議行動に欠かさず参加。原発ゼロへの熱い思いを参加者と共有しています。これまで共産党とは縁の薄かった人たちとも結びつきが広がっています。

言行一致に信頼

 家族がまるごと保守層支持だという20代男性。共産党とは全く接点がありませんでしたが、もとむらさんと知り合い、「共産党ってマジかっこいい」と思うようになり、「もとむらさんはいつも言行一致で信頼できる。テレビで国会中継も見るようになった」。「しんぶん赤旗」も購読するようになりました。

 今まで政治に関心を持つことはなかったという41歳の女性も、もとむらさんとすっかり意気投合。「本当に自然と人を守ることにいちず。国民だましのお金好きな政治家たちに国会で対抗しようなんて、よほどの信念だよ」。今では、街頭宣伝で応援弁士を務めてくれるまでになりました。

若者との勉強会

 原発行動の参加者が始めた週一度の勉強・交流会にも積極的に参加。「国やメディアの言っていることはおかしいのではないか」と思い始めた若者たちに、政治の堕落の根っこに対米追従と財界中心があると説明します。学習のテーマは、大手メディアが政府発表をうのみにしていることや、環太平洋連携協定(TPP)・基地・憲法・消費税にも及び、「すべての根源は日米安保にあるのではないか」との結論に。若者たちは「TPP反対デモ」を自分たちで起こすまでなっています。

党の年金提案 ラジオで発信

 県内各地の街頭演説で、「これ以上、負担が増えたら、わしらは暮らしていけん」との訴えが次々よせられます。困窮する高齢者の生活に胸を痛め、政府が狙う連続的な年金引き下げと、来年4月からの消費税増税をなんとしても阻止しなければとの思いを強くしています。月に一回、コメンテーターとして出演している県内のコミュニティー放送局のラジオ番組では、今月、年金問題を取り上げ、党の提案する最低保障年金制度の創設について語りました。
 
 ムダで自然破壊の設楽(したら)ダム建設反対運動にも一貫して取り組み、死亡災害が多発する新日鉄の安全対策の怠りを告発した労働者に寄り添い、地方検察庁に同行したもとむら候補。自然と人を守る立場を貫いています。

被ばく2世として

 長崎で父と祖母が被爆した「被爆2世」で、「核の被害は二度と起こしてはならない」、「人間の尊厳が守られる社会にしたい」が信条。原爆で弟を亡くした父が、党員として献身する姿を見て育ち、いつしか「戦争と核兵器、貧困を根絶する父の思いを引き継ぎたい」と、23歳で党の一員になりました。
 
 国会議員秘書だったとき、愛知から飛び立った自衛隊輸送機がイラクで武装米兵を運び、米軍の戦争に加担したことに憤りました。「憲法違反の暴挙で、罪のない命を犠牲にした自公は許せない。再び彼らが政権についたいま、共産党の議席を増やしてノーを突きつけ、9条を守りたい」。言葉に決意がにじみます。(4月23日)