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県平和団体 愛知県に申し入れ

オスプレイ訓練中止・配備撤回、名古屋空港を米軍に使わせるな

 
愛知県平和委員会と安保破棄愛知県実行委員会は23日、大村秀章知事あてに、「オスプレイの飛行訓練中止と配備撤回」、「県営名古屋空港を米軍機が利用しない」の意思を示すよう申し入れ、県の担当者と話し合いました。
 
県平和委員会の高橋信理事長らは「沖縄県の全42自治体をはじめ、全国で191自治体が訓練中止の意見書をあげている。ぜひ愛知県も意見表明をすべきだ」「三菱重工業小牧南工場(豊山町)が米空軍の最新鋭ステルス戦闘機F35の修理や補修も検討しているとNHKが報道した。これまでも米軍輸送機の県営空港の利用が確認されている。知事は県営空港を米軍機に利用させるべきでない」と要請しました。

 県担当者は「オスプレイの飛行訓練は県としても慎重に対応する。申し入れの内容は伝える」「ステルス戦闘機F35については報道以外承知していない」と答えました。

 話し合いの中で、県が公表してこなかった米軍機の県営空港の使用回数明らかになりました。県営になった2005年が12回、翌06年が11回でしたがその後増加し、10年20回、11年27回、12年20回となっています。

 小牧平和委員会の福本英雄事務局長は「自衛隊小牧基地所属のC130輸送機が16日、部品を落下する事故をおこした。空港近くの住民は不安でいっぱい。米軍の使用増加も明らかになった。大村知事は県民の命と安全を守る責任がある。」と語りました。
 
県平和委員会と安保破棄県実行委員会は同日、同様の申し入れを春日井市、小牧市、豊山町におこないました。(4月25日)