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「核兵器ノー」国連へ署名届けて 愛知原水協が行動

 

 愛知県原水協は22日からスイスのジュネーブで始まる核不拡散条約(NPT)再検討会議第2回準備委員会に5人の代表を派遣します。代表団は、欧州国連本部に「核兵器全面禁止のアピール」署名をとどけるため、各地で宣伝行動の先頭に立っています。

 19日には、代表の一員で 被爆二世の大村義則・県原水協副理事長(日本共産党・豊田市議)ら10人が名鉄豊田市駅前で宣伝をしました。

 大村さんが「毎年、国連に日本から数百万人分の署名を届け、核兵器廃絶を願う世界の人々を励ましています。今年も全国から200万人分の署名が集まっています。駅前でお願いしている署名は私が責任を持って国連に届けます」と訴えると通勤、通学帰りの人たちが足を止め次々と署名をしました。
 
3人連れの女子高校生は口々に「北朝鮮の核も嫌だけど、アメリカやロシアなど世界中の核兵器はいらないよね」「原発の放射能も怖いわよ」「そうそう、核兵器だけでなく原発も『いらな~い』ね」と話しながら署名をしました。1時間の宣伝行動で100人を超える人から署名が寄せられました。

代表の一人19歳の男子学生は、街頭で署名行動は初めて「被ばく2世の人が『原爆はいかん』と署名してくれてうれしかった。同じ世代の若者が真剣に考えて署名してくれ勇気をもらった。署名した人たちの思いを国連に届ける」と話しました。

 代表の女子学生(21)は「多くの青年が『核兵器はいらない』と署名した。街頭署名の大切さを再認識しました。募金など支援してくれた人への報告会も準備している」と語っていました。(4月21日)