提灯（ちょうちん）を片手に、消費税増税反対などを訴えるデモ行進が10日夕、名古屋市中川区で行われました。住民有志でつくる「ちょうちんデモの会」が、昨年の８月８日から毎週水曜日にとりくんでいるものです。日本共産党の江上博之前市議も参加しました。
参加者は、小林久仁子代表のコールに続けて「原発再稼働反対」「賃金あげろ」などと唱和しながら、尾頭橋（おとうばし）商店街を約30分間練り歩きました。通行人から「がんばってください」と声援が寄せられました。
不自由な足を押してほぼ毎回参加している水谷重之さん（77）は「40年間きちんと保険料を納めてきたのに年金はわずかしか受け取っていない。これをさらに引き下げられ、消費税も増税されたら本当に困る。国は年寄りの生活を少しは考えてほしい。絶対にやめてほしい」と話します。（4月12日）