4月7日告示・21日投票の名古屋市長選に「名古屋・革新市政の会から立候補予定している柴田たみお市長予定候補(48)=無所属、日本共産党推薦=が29日、「福祉日本一」の名古屋をめざす選挙公約を発表しました。
柴田予定候補は、「河村市政のもとで、国保料や介護保険料の相次ぐ値上げ、市立病院・保育園の廃止・民営化などが強行され、市民生活は大きく後退した。市民犠牲の『構造改革』路線をこれ以上続けさせてはならない」と強調。さらに「消費税増税や社会保障削減をすすめる、自民党中心のオール与党市政に逆戻りすることも阻止しなければならない」として「憲法が生きる、市民生活優先の市政に転換し、安全・安心・元気な名古屋を実現したい」と抱負を語りました。
柴田予定候補は出席した報道関係者からの質問に応え、「市民税一律5%減税」について、「ほとんどの市民にとって恩恵がない、所得の多い人ほど税金が戻り、その結果、市民の福祉が大きく削られた。『減税』は中止し、市民生活を優先すべきだ。不要不急の大型開発を見直せば、公約実現のための予算は十分確保できる」と強調しました。
市長選には、河村たかし市長が再選に意欲を示し、自民党元市議の藤沢忠将氏が立候補を予定しています。(3月31日)