4月7日告示(21日投票)まで一カ月余に迫った名古屋市長選で、柴田たみお予定候補の勝利をめざす「革新市政の会」は5日、熱田区で団体・地域代表者会議を開きました。70人余が参加し、100万人との対話・支持拡大や宣伝に全力をあげることを確認しました。市長選は柴田氏のほか、自民党が現職市議の擁立を決めています。河村市長は正式な立候補表明を行っていません。
あいさつに立った柴田予定候補は「市長は市民のいのちを守る責任がある。市民を2度と戦争の犠牲にしてはならない。河村市長も自民予定候補もともに根っからの改憲論者で、市長としての資質が大きく問われる。憲法を守る予定候補は私だけだ。憲法が生きる市政をつくるためにがんばりたい」と決意を述べました。
参加者からは「19政令市のなかで平和市長会議に加盟していないのは名古屋だけ。そのうえ河村市長は名古屋港への軍艦の入港も容認している。安倍自公政権と一体の河村市政では市民の安全は守れない」「河村市長の国保料・保育料値上げ方針に対して、多くの市民が『これ以上あげられたら困る』と悲鳴をあげている。市民負担の軽減をはじめ、柴田予定候補が市長になれば市政がどう変わるのか、市民にわかりやすく伝えることが大事だ」などの発言や宣伝行動の報告がありました。
見崎徳弘総務代表世話人は閉会あいさつで「私たち一人ひとりが地域や団体で市政への夢を熱く語り合い、心ひとつに宣伝・対話を旺盛に展開し、『名古屋の春』を呼ぼう」と語りました。(3月8日)