国際女性デーの8日、愛知県集会が名古屋市中区で開かれ、130人が参加しました。岸松江弁護士が講演しました。
安藤満寿江実行委員長は開会あいさつで「世界の宝である憲法9条を絶対に守らなければなりません。参院選までの4カ月間に、改憲反対の世論を国民の多数にする必要があります。憲法改悪を許さず、ジェンダー平等をめざして、地域や職場で明るく運動を広げましょう」と呼びかけました。
岸氏は、日本の女性は現行憲法のもとで、初めて人間としての尊厳が認められたと力説。自民党の改憲草案の問題点に触れ「戦争できる国づくりや基本的人権の制限、女性に対する家庭責任の押しつけなど許されません。女性はみんなが幸せになれる社会を実現する使命をもっています。声をあげ、一緒に手をつなぎ、憲法を守りましょう」と述べました。
活動交流では、障害者団体の代表が「戦争は障害者を大量に産み出し、真っ先に障害者を切り捨てます」と述べ、平和憲法を守る意義を強調。障害者に負担を強いる、県の福祉医療制度改悪方針の撤回を訴えました。
日本軍慰安婦問題解決、名古屋市の公立保育園廃止・民営化と保育料値上げの阻止、医療・介護施設の夜勤規制と職員大幅増員を求める署名運動が紹介されました。
もとむら伸子(日本共産党参院選挙区予定候補)、水野磯子(愛知・日本軍「慰安婦」問題解決をすすめる会呼びかけ人)、柴田たみお(名古屋市長予定候補)の各氏が来賓あいさつしました。(3月10日)