「さよなら原発」を訴えるアピール・ウォークが20日、愛知県犬山市でとりくまれました。地元の民主団体や日本共産党、個人でつくる「原発をなくす犬山連絡会」が主催したもので、70人以上が参加しました。岡覚、水野正光、岡村千里各日本共産党市議も参加しました。
「ウォーク」に先立って行なわれた出発集会で、参加者は交替でマイクを持ち、「総選挙で自民党が大勝したけど、国民は原発推進を支持したわけではない。あきらめずにがんばりたい」などとそれぞれの思いを語りました。
参加者は「原発はいらない」「子どもを守ろう」などと唱和しながら、昔の面影を残す城下町を、犬山城までにぎやかに練り歩きました。
「ウォーク」は毎月第3日曜日にとりくまれ、6回目。毎回欠かさず参加している大口竹正さん(72)は「岐阜県の調査によれば、敦賀原発(福井県)で福島原発と同規模の事故が起きた場合、この地域にも深刻な放射能汚染が広がります。原発は怖い。ただちになくすべきです」。
会員のツィッターの呼びかけに応え、ドラムを持って参加した木津信雄さん(49)=大府市=は「福島の事故はいまだに収束していないのに、再稼働や新増設、さらには海外にまで輸出するというのは日本人として情けない。各地の運動を応援しながら、原発がなくなるまでしぶとく、訴え続けたい」と語ります。(1月23日)