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提灯手に「原発ゼロを」 中川区

 

 提灯(ちょうちん)を片手に、原発即時ゼロなどを訴えるデモ行進が16日夕、名古屋市中川区の尾頭橋(おとうばし)商店街で行われました。住民有志でつくる「ちょうちんデモの会」が、昨年の8月8日から毎週水曜日にとりくんでいるものです。日本共産党の江上博之前市議も参加しました。

 参加者は、「憲法守ろう」「消費税を上げるな、給料を上げろ」などと唱和しながら約30分間練り歩きました。自転車で通りがかった男性が飛び入りで参加。ゴール地点の商店街入口で、参加者全員でベートーベンの交響曲第9番の替え歌を合唱し、「原発反対、再稼働やめよ」と訴えました。

 この半年間、ほぼ毎週欠かさず参加しているという後藤政則さん(62)は「憲法改悪を公然と主張する安倍政権の登場に、非常に危機感を持っています。今後も訴え続け、改憲反対の世論を盛り上げたい」。小林久仁子代表は「地域では、原発再稼働やTPP(環太平洋連携協定)参加、消費税増税への不安が急速に広がっています。みんなの思いを行動で示すことが大事。気軽に参加を呼びかけ、地域から政治を動かすうねりをつくっていきたい」と語ります。(1月18日)