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原発ゼロへ 市民がデモ行進 豊田

 

 「さよなら原発」を訴えるデモ行進が22日、愛知県豊田市でとりくまれ、50人余が参加しました。市民有志が呼びかけたもので、日本共産党の、もとむら伸子参院選挙区予定候補も参加しました。

 行進は今夏以来、選挙期間中を除く毎週金曜日に行なわれ今回で19回目。参加した市民は「原発なくせ」などと唱和し、中部電力豊田営業所まで行進しました。

 デモ行進に先つ集会で参加者は「原発が世の中に存在すること自体、恐怖を感じる。一刻も早くなるようがんばりたい」などとリレートーク。もとむら候補は「安倍晋三自民党総裁の原発新増設発言は断じて許せません。中電浜岡原発の廃炉、原発ゼロの日本を実現するため、皆さんといっしょにがんばります」と決意を述べました。

 2人の子どもを連れて参加した磯谷きくみさん(37)=同市=は「事故の危険だけでなく、核のゴミの処分にも困る原発は大反対です。新増設はもってのほか。子どもたちの将来のために、これからも声をあげていきたい」と語りました。(12月23日)