党議席もっと増やして
観光地としても有名な大須商店街に「消費税増税をやめさせましょう」の声が響きます。日本共産党の河江明美、江上ひろゆき両衆院東海比例予定候補らは11月25日、名古屋市中区の同商店街を宣伝しながら回り、振興組合役員などの店舗を訪ね増税阻止への協力・共同を申し入れました。大野ひろみつ愛知1区予定候補が同行しました。
衣料品店の男性は「こんな消費不況は経験したことがない。これで消費税を上げたら壊滅的だ。5%でもえらいのに、とても転嫁できない。政治家はそういうことが全然分かっとらん」といいます。両予定候補が、共産党は議席倍増で増税中止法案提出を考えていると説明すると「もうちょっと伸ばして、50議席くらいいかんと」と激励しました。
家具店の男性は、河江予定候補の「消費税に頼らない道があると提案しています。増税したら私らの懐が寒くなる。デフレ不況解決にもなりません」という訴えに「共産党の言っていることは分かります。大企業がもうけすぎ、というのはありますね」と同意します。大須演芸場では足立秀夫席亭が、消費税増税中止に共感。「ポスターを張っていっていいよ」と快く応じました。
申し入れ後の宣伝では、買い物・観光客らが「消費税増税中止を」の訴えに注目。「赤旗」号外を受け取っていきました。自転車で通りかかった男性(37)は「実家の工場は不況でたたまざるを得なかった。上の連中は何も分かってない」と激しい口調でした。(11月27日)