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医師・看護師ら増員求め行動

 

看護師の大幅増員や夜勤の改善など、医療、社会保障の充実を求める「ドクター・ナース。介護ウエーブ」が11月10日、名古屋市中区で行われ、医師、看護師や介護職員ら約100人が参加しました。愛知県医労連、愛知民医連、自治労連愛知県本部の3団体が主催。集会、パレード、署名活動や介護アンケートなど多彩に取り組まれました。

 集会で看護師らが厳しい医療・介護職場の実態を報告し、「医療・介護職員不足は深刻。大幅増員で安全・安心の医療を」「国や自治体は社会保障予算を増やし労働環境の改善を」と訴えました。

 繁華街をパレード後、看護師の大幅増員、介護保険制度改善、愛知県の福祉医療制度改善を求める3つの署名に取り組みました。参加者は風邪防止のためのマスクやカーネーションの花を配布。買い物客や通行人が次々と足を止めて署名し、1時間で1000人を超える人から署名が寄せられました。

 来春に看護学校に進学予定の女子高校生(18)は「看護師の姉が夜勤を終え朝帰ると『月に何回も夜勤をするので、疲れが取れない』と言っている。数年後に私が看護師になれた頃には、もっと環境がよくなってほしい」。今年8月に骨折のため1カ月入院した水田昭二郎さん(62)は「夜中に何度もナールコールが鳴り、看護師が走り回っている。看護師の過労死が心配」と話しながら署名をしました。(11月15日)