原発ゼロ・林業再生を
日本共産党愛知県委員会は10月4日、「即時原発ゼロ」や林業再生をテーマに、愛知県森林組合連合会の村松幹彦会長、井桁正人専務と懇談しました。河江明美衆院東海比例予定候補、もとむら伸子参院愛知選挙区予定候補、八田ひろ子元参院議員が名古屋市中区の事務所を訪問しました。
河江氏は「原発を稼働し続ける限り、処理する方法のない使用済み核燃料は増え続ける一方です。原発を再稼働させる条件も必要性もありません。『原発ゼロ』をめざすべきだとの国民世論に応えて、政府はすべての原発からただちに撤退すべきです」と述べ、党の「即時原発ゼロ」提言の趣旨を説明しました。
村松会長は「放射能は目に見えないので怖い。私の住む津具(愛知県設楽町)は、浜岡原発から50??しか離れておらず、事故が起きれば直接影響を受けるので心配。福島の事故から1年半も経つというのに、いまだに復旧に手間取っているのも納得できません。政治全体に責任があると思います」と応じました。
八田氏が、佐々木憲昭衆院議員らの国会質問で、東日本被災地の仮設住宅の風呂の追い炊き機能が付いたことや、党の復興ボランティアのとりくみを紹介しました。
村松会長は「この前久しぶりに、テレビ番組に出演した佐々木さんの話を聞きましたが、歯切れがよかった。がんばっていますね」と応じました。
話題は林業再生に及び、もとむら氏が「山村の人口減少に歯止めをかけるためには、仕事や雇用を増やす施策が必要です。木質バイオマス(再生可能な木材由来の有機性資源)を活用して燃料などに使えば、地域でお金が回り、地域経済を活性化させることができます」と提案しました。